2010年3月3日水曜日

プラハの正午(旧市街広場) Pražský poledník na Staroměstském náměstí

かつて旧市街広場にはマリア様石柱が建っていました。
このマリア様石柱は日時計の役目も果たしており、影が一番短くなるところに正午を告げるプレートが嵌められていました。プラハ市民はこの影で正午を知りました。
現在ではこのプレートのみ旧市街広場に残っています。

この石柱は1648年スエーデン軍侵攻からプラハ市を守ってくれた事に感謝し建てられたもので、オーストリーのチェコ民族支配とは全く関係ないのですが、オーストリー帝国のチェコ民族支配のシンボルとして1913年11月3日にチェコスロバキア独立を喜ぶ民衆により壊されてしまいました。

ビロード革命後の1990年に「Společnost pro obnovu Mariánského sloupu na Staroměstském náměstí v Prazeマリア様石柱を旧市街広場に再建する会」が結成され、再建に向けて活動を行っています。
既に、マリア像は完成しています。またマリア様スロープを再建する場所に印も置かれています

2009年10月30日付けチェコ国営放送の記事によると、再建間近だそうです。
再建すれば、新しい観光名所のお目見えとなります。

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