「Maiselova synagoga マイセル・シナゴーグ」はルドルフ2世 (神聖ローマ皇帝)からユダヤ人地区に賜った再開発費用を流用して、ユダヤ人有力者Maiselマイセルが自己の私的祈りの場として1590年から1592年に架けて建立したシナゴーグです。
建立当初は20もの柱で支える絢爛なシナゴーグだったそうですが、1689年に火災に遭い全焼します。再建されたものの柱は14と小規模なシナゴーグに様変わりします。19世紀と20世紀の変わり目に改装工事を行い現在の姿となります。
第二次世界大戦中に、ナチスがチェコ中のシナゴーグ所有していた価値有る約6000点もの芸術品を同シナゴーグに集めます。ナチスは同シナゴーグに反ユダヤ博物館を建設するつもりだったそうです。皮肉にも、第二次世界大戦後ナチスが集めた芸術品と共に同シナゴーグはStátní židovský muzeum国立ユダヤ博物館に接収され、ユダヤ人の豊かな芸術を披露する博物館となります。
住所;Maiselova 8 a 10, Praha 1 - Staré Město/Josefov
「Maiselova synagoga マイセル・シナゴーグ」周辺地図
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