2010年6月9日水曜日

聖バブジネツ教会 kostel sv. Vavřince

「kostel sv. Vavřince 聖バブジネツ教会」は「Petřínská rozhledna ペトシーン展望塔」横に建っている伝説の教会です。

1135年には文献に登場する教会です。当時はゴシック様式の教会でした。
1770年にバロック様式に建替えられます。1784年に教会は一時廃止されます。
1840年にプラハ市によって改修工事が施され現在の姿となり、市の施設として利用されたいましたが、1994年より復古カトリック教会に貸し出されています。

ペトシーンの炎
チェコ人がキリスト教を受け入れる前、人々は聖なる土地で火祭りを挙げ生贄を捧げていました。その聖なる土地が”ペトシーンの丘”でした。当時、”ペトシーン丘”には火櫓にくべる木が沢山生い茂っていました。また、頂上付近には、火櫓を建てる為に必要な岩が沢山ころがっていました。火櫓に火を燈すと先祖の姿が次々と現れ、人々はその周りで膝付き祈りを捧げていました。
後に聖人となるカトリック司祭のボイテェフ司教はこの事を忌々しき事だと嫌っていました。これを聞いたボレスラフ王は火祭りを禁じました。しかし人々は隠れてペトシーンに集まり火祭りを行いました。今度は今までで一番素晴らしい火祭りとなりました。
王は再度火祭りを禁止しました。そして正しい神の道に導くために、ペトシーンの火祭りが行われていた場所に教会をたてました。
[参考文献;PRAŽSKÉ POVŠSTI A LEGENDY, Sebral JOSEF SVÁTEK, PASEKA]

Kaple sv. Vavřince
Kaple sv. Vavřince - noc
Kostel sv. Vavřince na Petříně

GPS: 50°4'59.52"N, 14°23'45.96"E
「kostel sv. Vavřince 聖バブジネツ教会」周辺地図


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