2010年7月5日月曜日

聖ロハ教会 kostel sv. Rocha

「kostel sv. Rocha 聖ロハ教会」は「Strahovský klášter ストラホフ修道院」の入口に建つ教会です。

1599年のペスト回避を感謝したルドルフ2世 (神聖ローマ皇帝)の寄進により、1603年から1612年に架け建設された教会です。
1747年から1748年に架け改装工事を行いましたが1784年に教会は廃止されます。
その後、1882年に「Strahovský klášter ストラホフ修道院」の施設として再建されます。
現在は民間のギャラリーとして利用されています。

ああ勘違い!
「kostel sv. Rocha 聖ロハ教会」は家畜の守護として知られる教会です。
同教会は長い間閉ざされていました。長い閉鎖の後再度教会でミサが再開しました。
ブジェノフの農夫が飼う牛病気になりましたが、治療することは出来ませんでした。
農夫は守護の聖人である聖ロハに取次の祈りをすることにしました。
あろう事か農夫は病気の牛を無理してプラハまで引き連れてきました。
当然、牛の病状は悪化しました。
人々は聖ロハが牛の病気を悪化させたと勘違いし、教会は冒涜を受け家畜の守護として崇められる事が無くなりました。
そして教会は閉ざされました。
現在は、この誤解は取り除かれ再度教会は開かれました。
[参考文献;PRAŽSKÉ POVŠSTI A LEGENDY, Sebral JOSEF SVÁTEK, PASEKA]

住所;Strahovské nádvoří, Praha 1 - Hradčany
「kostel sv. Rocha 聖ロハ教会」周辺地図

0 件のコメント:

コメントを投稿