2010年10月8日金曜日

スカルカの聖ヤン・ネポムツキー教会 kostel sv. Jana Nepomuckého na Skalce

「kostel sv. Jana Nepomuckého na Skalce スカルカの聖ヤン・ネポムツキー教会」の祭壇には、カレル橋北側第8番”Sv. Jan Nepomucký 聖ヤン・ネポムツキー像”製作に使用されたの木製モデルが祭られています。

スカルカの聖ヤン・ネポムツキー像
馬市場に大きな邸宅を所有していた大富豪の家から、突然大事な一人息子が消えました。そこで、父親は息子が帰って来るようにと、毎日聖ヤン・ネポムツキーに取成しを願うお祈りを捧げました。一年後に、突然息子は家に帰ってきました。
息子の話しによると、息子は人攫いに誘拐され、トルコに奴隷として売られていたそうです。息子は辛い生活の中、聖ヤン・ネポムツキーにこの希望の無い生活から逃げ出せるようにと、常に取成しの祈りを捧げました。
親子がカレル橋を渡っていると、息子が突然立止まり”見て見て、この人が私を救い出してくれたんだよ”と云いながら、木製の聖ヤン・ネポムツキー像を指差しました。
父親は、その木製像を家に持ち帰り、木製像をモデルに金属製像を作るよう職人に頼み、出来上がった金属製増をカレル橋に寄進し、木製像は「kostel sv. Jana Nepomuckého na Skalce スカルカの聖ヤン・ネポムツキー教会」に寄贈しました。
[参考文献;PRAŽSKÉ POVŠSTI A LEGENDY, Sebral JOSEF SVÁTEK, PASEKA]

住所;Vyšehradská, Praha 2 - Nové Město
「kostel sv. Jana Nepomuckého na Skalce スカルカの聖ヤン・ネポムツキー教会」周辺地図

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