2010年4月6日火曜日

ロットの家 Dům U Rotta

「Dům U Rottaロットの家」はMalé nám.小広場で一際目立つ装飾艶やかな建物です。
記録によると、13世紀にはこの地に建物が建っていたそうです。
家主は転々とし、屋号もその都度変わります。
特筆すべきは、1488年にこの地に有った印刷所でチェコ語の聖書は初めて印刷された事です。
17世紀前半に現在の姿へと建替えられます。
1855年に金物屋を営むRottロット夫妻が業容拡大のため同建物を購入して以来「Dům U Rottaロットの家」と呼ばれる様に成ります。1891年には隣の建物をプラハ市より買収し内部で繋げます。
ビロード革命後、経営者の子孫が亡命先からチェコに帰国し、事業を継承しますが、この地での金物屋は最早流行らない時代となっており、1996年に商業施設として改修工事を施し、食料品店を開業しましたが、事業は思うように運ばず、1999年から2000年に架け再度改修工事を行い、ガラス商店、レストラン、ホテルを開業します。

住所; Malé nám. 3/142, Praha 1 - Staré Město
「Dům U Rottaロットの家」周辺地図

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