2010年5月31日月曜日

修道院水車 Velkopřevorský mlýn

「Velkopřevorský mlýn 修道院水車」は、12世紀ごろVladislav I.ブラディスラフ1世王の要請によりPanny Marie pod řetězem鎖下の聖母マリア教会に居を構えていたマルタ騎士団(Sovereign Military Order of Malta)が建設しました。また水車を建てる為に「Čertovka チェルトフカ(小悪魔)」用水路も掘られました。

この水車はフス派により修道院が襲われた時に、他の修道会施設と共に壊されました。
その後、1526年より暫くの間ŠtěpánシュテファンとKateřinaカテジナ夫妻が水車小屋を再建し営んでいました。そこで暫くの間Štěpánovský mlýnシュテファン水車と呼ばれ親しまれていました。
その後、同水車小屋の所有権はマラー・ストラナ地区に移り、1597年から1598年に架けルネッサンス様式の建物に建替えられます。
その後、洪水により何度も水車小屋運営は中止されます。1938年の大洪水後、当時の所有者O. Šebek シェベックは水車小屋再建を諦め、荒れるに任されますが、水車小屋再建市民運動が起こり市民の力で再建され、マラー・ストラナ地区、殊にカンパ島のシンボルとして水車は回り続けます。

住所;Velkopřevorské nám. 6, Hroznová 3, Praha 1 - Malá Strana
「Velkopřevorský mlýn 修道院水車」周辺地図

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