「リヒテンシュタイン宮殿(カイセルシュテイン、オドコロコフ)Lichtenštejnský palác (Kaiserštejnský, Odkolkovský)」は対岸のSmetanova nábřežíスメタナ河岸からの眺めが美しい宮殿です。
元々、12世紀ごろVladislav I.ブラディスラフ1世王の要請によりPanny Marie pod řetězem鎖下の聖母マリア教会を中心にカンパ島を中心に活動していたマルタ騎士団(Sovereign Military Order of Malta)の施設が有った所です。
頻繁に洪水被害に遭うことから、1541年の大火を切っ掛けに使用されなくなり、マラーストラナに住むKryštof Kobrクリシュトフ・コボルに所有権が移りましたが、彼は反皇帝派だったため絞首刑に遭い、その後所有権は皇帝派のフランティシェック・フェルフィールドを経て、無党派カイセルシュテインの手に渡ります。彼は1696年バロック様式の宮殿に大改装します。その後、1831年よりリヒテンシュテイン家が宮殿の主となります。1864年に画家フランティシェック・オドコレックの手に渡ります。
その後プラハ市所有と成り、第二次世界大戦後に、宮殿庭園はカンパ公園として一般に無料開放され、プラハ市民憩いの場となります。宮殿建物は1982年より1991年まで大改修工事が行われ、現在は外国からの国賓を泊める宿泊施設として利用されています。
主な宿泊者は1991年オランダ女王、デンマーク女王。1994年ルクセンブルク候、1995年スペイン国王、カナダ総督、ポルトガル大統領。1996年英国女王。2010年英国皇太子夫妻です。
住所;U Sovových mlýnů 4/506, Praha 1 - Malá Strana
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