2010年7月12日月曜日

フラザン宮殿 Hrzánský palác

「Hrzánský palác フラザン宮殿」はこれが宮殿か?とつい言ってしまいそうな建物です。

初代大統領マサリクが住んでいた事も有る建物として、現在はチェコ政府に管理され、外国の要人などを招待する同宮殿は、フラチャニで一番古い建物だと言われています。
14世紀後半ごろにゴシック様式の建物が建てられており、当時は聖ビート教会の建築家が住んでいた記録が有ります。16世紀にはロボコビィツ家やシュテルンベルク家が所有していました。またこの頃ルネッサンス様式に建替えられます。その後、宮殿の持ち主は転々と移り変わります。18世紀前半にフラザン家が所有し、以後現在に至るまで宮殿は同家の名を冠しフラザン宮殿と呼ばれるようになります。しかし、その後も家主は転々とします。
19世紀頃に建物の外観は現在の姿となります。
1894年から1895年に架け将来のチェコスロバキア共和国初代大統領となるマサリクが住んでいました。当時は議員を辞め執筆を通じ啓蒙活動をしていた時代です。
その後は画家が住みアトリエとして利用されていました。

住所;Loretánská 9, Praha 1 - Hradčany
「Hrzánský palác フラザン宮殿」周辺地図

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