「Lobkovický palác ロブコビィツ宮殿」は現在ロブコビィツ家の歴史を紹介する博物館として利用されています。
13世紀頃まで、同宮殿が建っている場所には幾つかの建造物がありました。
これ等の建造物を潰し14世紀ごろに宮殿が建設されます。
所有者は転々としますが、16世紀から17世紀の変わり目に同宮殿を改修したPolyxena Pernštejnováポリセナ・ペルンシュテインがロブコビィツ家に嫁入りした為、同家所有となります。
因みに、Polyxena Pernštejnováポリセナ・ペルンシュテインは「Panna Marie Vítězná 勝利の聖母教会」に”Pražské Jezulátkoプラハの幼きイエス”を寄贈した人です。
1651年から1668年の改修により現在の姿を現します。1948年までロブコビィツ家所有でしたが、共産党政権時代国有化されました。ビロード革命後、再度同家の元に戻りました。
神聖ローマ帝国皇帝が住んでいたプラハ城に、貴族の宮殿が有るなんて何かビックリです。
しかも、現在は世界遺産に登録されているチェコ軍が護衛する国有の城です。
如何に同家が権勢を振るっていたかが伺い知れるエピソードですね。
住所;Jiřská 3/2, Praha 1 - Hradčany
「Lobkovický palác ロブコビィツ宮殿」周辺地図
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